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空港特別委員会の視察レポート |
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2月7日から9日まで、空港新産業特別委員会の出張で、隣の部屋のあわはら議員が
成田国際空港、 横浜市、仙台空港を視察していらっしゃいました。
視察先は3ヵ所・・・
1、「くろねこヤマト」とアメリカ最大手の宅配業者が提携して出来た航空貨物会社。(成田)
2、生命科学の先端研究と企業誘致。(横浜)
3、航空機整備工場を持つ株式会社ジャムコ。(仙台)
以下、あわはら議員のレポートです。
神戸空港賛成派が第一に挙げる空港のメリットは
「空港が出来れば新しい雇用が生まれる」ということですが、
成田の航空貨物会社では、従業員の多くがパート労働で、
新規雇用と言うよりも企業内の配置転換が主のようでした。
また、最近、神戸空港の利用客数の予測に自信が持てなくなった空港賛成派が
人が乗らないのなら、と期待をかけている「航空貨物」も、
担当者の話では、「国際航空貨物は今後伸びる余地はあるが、
それが地方空港にまで拡大する事は難しい」という事でした。
横浜市では、生命科学の先端研究を国の理化学研究所が中心となって行うという事で、
建設はもちろん運営もすべて国が責任を負い、
横浜市の出費は土地代の半分だけだそうです。
しかも、運営費だけで年間100億をかけるスケールの大きさで、
基本的に先端研究は国の責任、企業誘致が横浜市の事業という役割分担のようです。
建設費の一部だけを国が出して、あとは全て神戸市の責任になる
神戸の医療産業都市プロジェクトですが、
毎年の運営費をきちんと払えるのか、中途半端なスケールにならないか心配です。
外資企業の誘致について横浜市はかなり進んでおり、
日本企業の誘致よりも外資企業の方が圧倒的に多いようです。
担当者の話では「当初、横浜は空港のない町で、成田空港からも距離があるので
外資企業には敬遠されるのかと思っていたが、誘致を進めていて考え方が変わった。
空港との距離よりも外国人にとって住みやすい町かどうかが大事で、
住環境が良くて食べ物がおいしい街が好まれるようだ。」 という事でした。
「空港特別委員会」の名前で視察しているのに、 担当者がわざわざ
「空港は外資企業の誘致に関係ない。住みやすい環境こそが大事」というのですから、
この視察を企画した人の意図は崩れ去ってしまいました。
仙台の飛行機整備工場ジャムコでは、 仙台空港の離発着機の整備はやっておらず、
そのほとんどが、隣接する航空学校の19機の練習機と
自衛隊、海上保安庁の航空機の整備補修だという事でした。
担当者の話では「今でも経営が大変で、他に整備工場を造るなど考えられない。
他のメーカーでも、縮小傾向にあるのでないか」 ということでした。
乗客も貨物もあまり期待できない神戸空港で、
賛成派が最後の期待をかけるビジネスジェットですが、
こちらも担当者の話では 「バブルの崩壊であまり期待できず、
駐機を望む声はあるが採算的には成り立ちにくい」 ということでした。
当日、ビジネスジェットが駐機されており、中を見せていただきましたが、
今の日本でこんなビジネスジェットを持つ企業は一体いくつあるだろうか?と考えました。
アメリカでは増えているという事ですが、アメリカの今後もまさに不透明だと思います。
今回の視察は、空港の必要性と外資企業の誘致を学ぶために、
空港賛成派の議員が中心となって企画したのですが、
行く先々で「神戸空港は、うまくいかない」という証明をされてしまう結果になりました。
賛成派の面目は丸つぶれです。