2003年11月20日
◯委員(井坂信彦)
事務事業評価のことについてなんですけれども,行財政局として,
今後,この報告を踏まえて,どこがどのように意思決定をしながら,
そういう事務事業──1つ1つの結果が出された事務事業について,
取り扱いを決めていかれるのかということについて,お聞きしたいと思います。
◯岡田行財政局長
先ほど委員長さんの方からご報告がありましたように,
10月31日に事務事業評価の代表委員であります伊賀先生の方から
報告を受けたわけでございます。
この評価については,真摯に受けとめていかなければならないと
私ども感じておるわけでございます。
それと合わせて,今後の財政の見通しと申しますか,
市税収入が毎年大きく落ち込んでいっていると──
これは景気の低迷が長引いておるとか,
それから地価の下落がまだ進んでおるというようなことが原因だと思いますが,
そういうことで市税収入が落ち込んでおるとか,
あるいは少子・高齢化がますます進んでいく中で扶助費がふえていっておるとか,
そういう財政的に非常に厳しい状況になっておるわけでございまして,
そういう中で,あの事務事業評価をいただいたわけでございまして,
先ほど申し上げましたように真摯に受けとめて,これから各局において,
いろいろ検討の場をつくっていただいて,
それなりに説明責任を果たしていく必要があるんではないかと,
このように思っておるわけでございまして,
その検討の結果,早期に取り組むべき問題も出てくるだろうし,
なかなかできない問題もあろうかもわかりませんけども,
いずれにいたしましても,説明責任を果たしていくことが大事であると,
このように考えておるわけでございます。
そういう中で,中には我々といたしましては,先ほど申し上げましたように,
非常に財政的には厳しくなってございますので,可能なもの,
可能な限りは来年度予算で反映できるものは反映させていきたいと,
かように存じておるわけでございます。
時間がかかるものもあるかもわかりませんが,いずれにいたしましても,
先ほど申し上げましたように,
説明責任を果たしていく必要があるというふうに考えてございます。
◯委員(井坂信彦)
担当の部署で,今後話し合いの場を持っていただくというように仰ったんですけれども,
今回,各事業ごとのシートを拝見しますと,外部の評価と,
実際その事業をやっていらっしゃる担当の部局の自己評価とが,
非常に大きく食い違っている事業が幾つか見受けられまして,
そういったとこで,担当の部局で,今後話し合いの場を持っていっても,
これはなかなか外部の評価と食い違って──甘いとまでは申しませんけれども,
変えていこうという話し合いにはなりにくいのではないかと思うんですが,
行財政局としては,外部の評価の方を重視して,
今後各事務事業を行っている部局に対して,強く迫っていくという立場であるのか,
その辺が,どうもシートを見ててもよくわからないんですけれども,
その点についてお聞きしたいと思います。
◯岡田行財政局長
外部評価イコール私どもの決定事項でないわけでございまして,
先ほど申し上げました手順で,今後検討していくわけでございますが,
評価書の中にも書いてございましたけども,担当部局にすれば,
自分なりに使命感を持って,その仕事をしておるということで,
そのあらわれが内部評価には出ておるんではないかと。
それから,外部評価の中では,全体的な施策の中での位置づけというものが,
181の中ではわからないということで,
割かしきつめの評価になっておるという先生方のご意見もあるわけでございます。
そういう中で,ご指摘をいただいておりますので,自分たちの内部評価が弱かったから,
何も検討しないんだということじゃなしに,この外部評価を真摯に受けとめて,
検討していっていただくということでございますので,
結果は,先ほど申し上げましたように,いろいろあるかもわかりませんけれども,
そういう評価を受けたからには,説明責任を果たしていくんだという気持ちで
取り組んで──各局とも取り組んでいていただきますようにということで,
私どももお願いしておるわけでございます。
姿勢としては,外部評価の先生方のそういう意見をやはり,
内部評価との差が──食い違いがたくさんあるということは,
例えば,今の時代の流れとか,
そういうものを的確につかんでないおそれもあるんではないかというふうに
私ども思うわけで,そういう意味で,真摯に受けとめてやっていきたいと,
こういうことで各局にも指示をさせていただいておるというのが実情でございます。
◯委員(井坂信彦)
例えば,先月ありました公営企業会計の中でも議論させていただいた,
市バス事業のシートを見てみますと,担当部局の方は4つの指標を全部適格か,
やや適格というとこになっている──違いましたね。
大体適格,やや適格になっているのに対して,外部の方は,
時代適合性と補完性はやや不適格であると,あるいは効率性は完全に不適格であると。
コメントとして,民営化検討の時期だというようなことが書いてあるわけですね。
あるいは,水道メーターの検針事業も担当部局は適格,やや適格となっているのに対して,
外部評価では,時代適合性と有効性はやや不適格で,
補完性と効率性は完全に不適格であるというふうに
大きく食い違っているわけですけれども,
今後話し合いを順次持っていくということではあるんですが,
これ,実際,外部評価だけをそのまま実行するというもんではないにしろ,
その説明責任を果たしていくと言われたのは,
今回せっかく事務事業評価を行った事業に対しては,
少なくともいつまでに話し合いの場を持って,いつまでに神戸市としての見解,
この事業に対しては,外部評価はこうだったけども,
神戸市としては,こう思っているので続けていくんだ,であるとか,
そういった説明責任を果たすということは,
きちんと期限を切ってやっていかないといけないのではないかと思うんですが,
そういったスケジュールは何かありますか。
◯岡田行財政局長
個々の項目について,すべてこの時期までというふうなことは申しておりませんが,
先ほど申し上げましたように,時間のかかるもの,すぐにできるもの,
いろいろあろうかと思いまして,私どもとしては,
可能なものは来年度予算にも反映させていきたいという思いを持ってございますので,
項目によって時期がずれてくるんではないかと,このように思っておるわけでございます。
ただ,取り組みといいますか,検討に入るに当たっては,すべて一斉といいますか,
同じような時期に検討を進めてほしいということで,
各局の方には依頼をさせていただいておりますので,
時期を決めてという話もあったわけですが,多少時間のかかるものもありますので,
今すぐどうこう──いつまでにとかいうことではないんですけども,
とりあえず,そういうことで今スタートさせていただいて,状況を見まして,
また,いろんな適宜指示といいますか,そういうことをやっていきたいと,
このように考えてございます。