環境会計の導入について(建設局予算)

2005年03月04日

◯分科員(井坂信彦)
今回,ちょうど最近ですけど,水道局さんが環境会計というものを初めて発表をされました。
この中身は──以前も下水道の方で質疑させていただいたかもしれないですけども,
要は,神戸市のいろいろやっている施策の中で,
環境保全にかかわりのあると思われる施策をピックアップして,幾らお金がかかったのかと,
それによって,例えばCO2がどれだけ削減できたとか,エネルギーがどれだけ削減できたとか
,土やら石やら,そういったものの掘り出す量がどれだけ減らすことができたと。
そういう環境保全の方からどれだけあったかを数字で示すこと,
さらに,それに伴う経済効果をお金の単位で,
幾ら分のお金の値打ちがありましたよということを示していくという,そういう仕組みです。

これ,なかなか導入が進まないのは,やはり国の方でも統一した基準がまだできておりませんし,
やっぱりこういったことを新しく,基準をゼロからつくるということは,
本当に難しいことだというのはよくわかりますので,そういった意味では,
今回,水道局さんは,まさにゼロから──国のガイドラインとか,
他都市のいろいろなやり方を見ながらも,ゼロから基準をつくって,1つの環境会計という形に,
表現に仕上げられたので,随分ご苦労されたなというふうに思っているわけですが,
この建設局の中でも,特に下水道事業──本当は建設局全体でもやっていただきたいと思っておりますが,
特に下水道事業などは,他都市でも環境会計の導入が進んでいる部分ですし,
今回,水道局が,この環境会計を出したということで,
この下水道部分,建設局さんの方も,この環境会計の導入に取り組んでいかれないのかどうかについて,
まずお伺いしたいと思います。

◯神吉建設局参事 
企業なんかの環境活動,これに対してどれだけ費用,それから資源を導入したか,
それによりまして,環境保全効果がどれだけ生まれたか,これを定量的といいますか,
可能な限り貨幣単位とか,それから物量単位で把握をすると,それを公表していくと,こういう制度でございます。

それで,特に,これ,民間企業の方から始まってきたわけでございますが,
自治体でも,特に下水道部門でございますが,東京都なり横浜,名古屋,京都,札幌──
こういったところで導入が始まっております。

それから,先ほどお話ありましたように,水道局でも新たな経営目標の中で,
環境保全に努めるということで,環境会計を導入いたしております。
 
私ども建設局でございますが,環境会計──これ,ご指摘のとおり,
何を計上するかというふうな基準,これはまちまちでございますし,
また,各都市によりましても,いろんな記載の内容が異なっております。
それとまた,中身がやっぱり専門的な部分が結構ありまして,
市民にとって若干わかりにくいのかなという感じはいたしております。
 
そんな中で,下水道部門でございますが,この環境会計の考え方,
例えば,水をきれいにするための費用やその効果,それから,
また資源のリサイクルや地球温暖化防止への取り組み,こういった内容を取り入れまして,
市民の方にわかりやすい形で,こういう水環境レポート,こういったものを昨年の2月に作成いたしまして,
下水道のホームページなんかでも公表いたしておるところでございます。
 
今後の対応でございますが,一応これ,環境会計の考え方を取り入れて,
一歩ということでつくったわけでございまして,今後ですけども,
当然これ,全市的な考え方の整合,これはとる必要があろうかと思います。
それから,この環境保全の価値のわかりやすい表現──
もっとわかりやすくこういうようなものをつくっていきたいと,
このように思っておりまして,私どもでは,
今,100名の市民から公募されたアクアサポーターという方がおられます。

このアクアサポーターに何をお願いいたしておるかといいますと,
この市民の目線から見たPRの方法,こういったことや,
私どもの下水道事業に関する意見,それからまた提言,こんなことをいただくということで,
アクアサポーターになっていただいておりますが,
ここに神戸の下水道という,このパンフレットを今持ってきてますが,
これもアクアサポーターの方に,中身をよく見ていただいて取り入れていったと,
こういうこともございます。
 
そういったことで,こういったアクアサポーターの方の市民の意見──代表の意見といいますか,
そういった意見も取り入れながら,こちらの水環境レポート,
中身をもっと充実するように,そういうようなことで考えていきたいと,
このように思っております。


◯分科員(井坂信彦)
そういう方向で進めていただいているのはいいと思っておりますので,
あとお聞きしたいのは,現に水道局が出された──環境会計と銘打って出されたこのやり方を,
具体的な精密な部分まで,例えば何を計上して,何を計上しないかですとか,
効果の算定方法について,お互いこれも合わせていっていただけるのかどうか,
つまり他都市と合わせるより,まずせっかくなんで,神戸市のいろんな部局で,
そういう環境保全効果を出す方法をそろえていっていただきたいと思うんですけども
そういったことが今後可能なのかどうかについて,お聞きしたいと思います。


◯神吉建設局参事 
環境会計の件,基本的には下水道と水道,若干違う点があろうと思います。
下水道は,環境対策として,すべてやっていくというようなこと,
水道は本来の事業をやっていく上の中で,その環境保全,こういった形で公表していった,
こういうことがあります。当然,その中身については,この今の水道の環境会計,
参考にさせていただきますが,やはり原点は市民の方にわかりやすく,
要は下水道なら下水道の環境に対する投資,その効果,
これを原点にして中身を充実させていきたいなとこのように考えております。

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いさか議事録

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