検針業務の段階的撤退提言(神戸市水道サービス公社)

2005年08月26日

◯理事(井坂信彦) 
検針業務については,
水道事業の本体の決算でずっとここ数年取り上げさせていただいてるんですが,
公社が今,コスト削減を一生懸命されておられるのは,それはそれで構わないんですけれども,
現状やっぱりサービス公社自体が全く競争にさらされていないというふうに思うんですね。

一般競争入札をやって,それで検針事業を取っているんでしたら,
そら競争にさらされてると思うんですけれども,そういうわけではないので,
実際に先ほど理事長が先の先の話をおっしゃったように,
本当に競争が例えば入札なんていうことになったときに,
これ163円がたとえ140円になっても,私,仕事絶対取れないと思うんですよね。
もうほかの値段と比べても全く勝てないと思うので,
そこを今から真剣に考えたときに,
先ほど外に出せるような方針はないというふうにおっしゃいましたけども,
しかし,この検針事業については,これはもう手放すという──
先の先の話は手放すという方向しか私はないのではないかというふうに思っているんですが,
そうであるとすれば,手放すと決めてから急に要はもう公社のこの事業なり,
人員のほぼ半分を占めるボリュームのある検針事業ですから,
それを急に手放すことはできないわけですから,本当は今から計画的に撤退をしていかなければいけないと,
私などは思うわけですけれども,その辺についての見通しをお聞きしたいと思います。


◯石井水道局長 
検針業務につきましては,1件当たりの単価云々いうことで比べますと,
確かにサービス公社に頼んでおります単価は高うございます。
そういう中で,雇用の問題もある中,我々は局の本体としましては,
19年までの目標を立てて,局の本体もうまくいくような形,
公社の方も何とかそれに乗っていけるような形ということで,今やっております。

世の中の変わり方は大変早うございます。そういう状況の中で19年以降,
20年からのことも考えながら,今これですよということでなしに,
やはり準備の段階も要りますし,いろいろ検討せないけません。水道事業と申しますのは,
もう十分ご存じのとおり,水源池で水を取ってきて,それを浄水して,それから配水をし,
各家庭にお渡しして,それの料金を検針をして回収するという1つの流れで,
これ一日とも休むことなく進んでおります。

そういう中で,また変革をしていかないかんということでございますので,
今その辺悩みながら,公社と局,一体になっていろんな形での方策はないか,
検討しておるということでございますので,ご理解いただきたいと思います。


◯理事(井坂信彦) 
方針を本当にやっぱり早く決めて,
それで,主に人員面でやっぱり段階的に進めていく以外仕方ないと思うんですよ,
特に公社の場合は雇用を守るという1つの命題を持っておられるようなので,
急に100人ぐらいの人をぽんと事業がなくなりましたので,
さよならというわけには当然いかないでしょうから,そうなったときに,
神戸市バス,交通局の市バス事業でも行ったような,
やっぱり段階的な撤退というをむしろ早くやらないと,
おくれればおくれるほどその後に回したツケが一気にしわ寄せが来て,
結果的に雇用面で非常にひどいことになるのではないか。

例えば公社の人をまた全然別の畑違いの業務に急に回さなければならない年が出てきたり,
あるいは実際生首切らなあかんようなことがあるかもしれないですし,
私はそういうことを非常に心配しているんですけれども,
確かに何でもかんでも値段面だけではないと言いながら,
やっぱり検針業務に関しては非常に値段の差が,
まだ相見積もりとっておられないかもしれないですけれども,
値段の差が恐らく非常に大きいと思いますので,ここはもう先の先の方針は,
私は余りもう迷うところではなくて,
もう公社として事業を手放すということなのかなというふうに思うんですね。

今,何か安い派遣人材を使うですとか,
あるいは大阪ガスの方に外注するというようなことも方法としてはわかるんですけれども,
やっぱり公社が一応仕事を取って,変な話,中を抜いて,
また安いとこに頼むというようなやり方をやってる限り,
もう到底競争に勝てるような事業にはならないと思いますので,
検針に関してはやっぱり撤退と決めて,段階的に人員面で今からやっていくべきだと思うんですけども,
どうでしょうか。


◯平田水道局参与((財)神戸市水道サービス公社理事長) 
公社としましては,先生の言われる雇用の確保,ほんと大事なんですわ。
元も子もなくなるようになると困りますんでね,これ私の立場としては,
今の段階ではやっぱり育ててきたノウハウ,これを大事にしながら,
コストで勝てるように頑張ると,こういう考え方しか今とれないわけです。

ただ,入札,万が一──うちが決めることではないですけど,うちは仕事やりたいわけで、ずっと。
まあまあなった場合は一遍にいうのは困るというところはそうかなと,
そのように一遍に競争に出すのは本当についていけないなと,こういう感じはいたします。
公社としては,答弁,これが限界かと思います。
そういうところでご理解いただきたいと思います。
おっしゃってる趣旨はわかるのはわかります,はい。

カテゴリー:

いさか議事録

テーマ:

関連記事




このページの上へ